2022年1月14日に開催された、一般財団法人 大阪科学技術センター主催の「地球環境技術推進懇談会 循環・社会システム研究会」へ、当社VOLTA営業部菊田大樹が「VOLTAにおけるリチウムイオン電池のリサイクル」をテーマに講演しました。
地球環境技術推進懇談会について
地球環境技術推進懇談会は、地球環境問題に関する国際的な動向を念頭に、産・学・官の連携を図り、自然生態系との調和を目指した新技術や社会システムの方向性を探求すると共に、実用性の高い環境評価ツールを提案することを目的とした会合です。 最新の環境保全技術の普及・啓蒙に努め、地域の環境に係わる技術課題に取り組むことにより、環境ビジネスの創生を促し関西経済の発展に寄与しています。
講演内容について
リチウムイオン電池は、正極と負極間でリチウムイオンが行き来して充電と放電を繰り返します。正極と負極と電解液にて構成され、充放電エネルギー効率が高く、自己放電率が低い特徴をしています。身の回りの多くの製品に使用されていますが、放電・ショート・液漏洩による発熱・発火リスクの危険性が高く、爆発や火災事故は年々増加しています。
世界的な動きとして、2030年以降ガソリン車、ディーゼル車の販売禁止となる国が増えてきます。今後発生するリチウムイオン電池の量は増加すると見込まれるため、発火リスクを抑える安全な保管方法が不可欠となります。
講演では安全な保管方法や、電池の危険な状態について写真を添えて解説すると共に、当社のリチウムイオン電池リサイクルについてご紹介しました。
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